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2011
07.29

長男とトカゲの物語

Category: 家族
今年から小学生になった長男が、はじめての夏休みを迎えています。

いつの間にか子供たちも虫が大好き。
今年は早い時期から虫採りに夢中になっています。
おとうさんのお仕事場でみつけたカブトムシ。
ブログDSCN4394

でも少し前に死んでしまったトカゲの「トカちゃん」ほどには
愛着は湧かないみたいです。
トカちゃんとは、長男がやはりおとうさんの仕事場で捕まえてきたトカゲで、
以来まるで友情がうまれた同士のように仲良し?で
「僕が撫でてあげると目をつぶるんだよ」と言って
朝に晩に撫でて、手のうえで遊ばせて、本当に楽しそうでした。
ちっちゃなバッタやダンゴ虫など捕まえてきては餌にしてあげたり、
学校へ持って行ってお友達に見せてきたり、それはそれは可愛がっていたので
ある日突然
「あれ…」
と言ってトカちゃんが動かなくなったことを知った時、どんなに困惑したかな~
「虫」が死んでしまった経験は何度もあるけれど、大切な大切な「トカちゃん」の死は
それとは違っていたはず。

しばらくぼーぜんとした後、トカちゃんにお墓を作って埋めてきたようです。
そして戻ってくると毅然とした雰囲気で絵日記を書き始めました。

そこには丁寧な色使い(そのトカゲは虹色をしていたので)と細かな描写、
それに思い出のこととページの初めと終わりに
「わすれません」
という文字が書かれていました。


夏休みは始まったばかり。
子供たちには沢山の経験をして、いろんなことを感じてくれたらと思っています。
皆さまもどうぞ、楽しい夏休みをお過ごしください。
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