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2020
11.25

ラジオの取材より

Category: その他
地元ラジオ局 FM FUJIのディレクター さんが
 「ワイン碗」 の取材に来てくださいました。

ラジオや雑誌等で取材していただくことは何度かありましたが、
いただく質問の切り口がなかなか哲学的で、ワタシ(妻です)も興味深く聞かせてもらいました。

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以下、一部抜粋です。

Q.器に込めていることは?
「むしろ込めすぎないようにしています。
器をえらぶ人、使う人…手の大きさから感じ方までそれぞれなので
 あまり限定したり、思いを押し付けたりしないほうがいいかなと。
 サイズや作りのことなどは細かくこだわりすぎず幅をもたせることで
 逆に自分も枠にとらわれない物をつくりにつながるような気がします。」

Q.(器が)割れるということについて、思うことはありますか?
「割れるということに対して少しでも丈夫で割れにくいものを目指して生産していくという方向で現代の工業製品が生まれてきたという背景があると思います。
 ですが、お茶の世界などにもあることですが、割れるということも、器の成長のひとつとしてとらえて、金継ぎをして再び生まれ変わったり、割れた風景を見立てとして別なものとして楽しんだり、そういう器のひとつの過程であり、形だと…思います。」

いままで聞かれた事がなかったけれど、
あえて口にしてみるそんなことを考えて制作に携わっているという感じなんですね。

FM FUJI でのオンエアは
12月1日(火) 14時半~
だそうです。どんな風に編集されていることでしょう!

 
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