2009
06.09

連載 「窯八の来た道」 3

Category: その他
話は、大学生活でどさくさにまぎれて陶芸サークルに入会したあたりです。


  「土練り」を経験したことのある方はご存知かと思いますが、
  けっこう難しく、だからこそ土練りができるようになるとなんだか
  急に土(粘土)が親しいもののように感じたりします。
  
  というわけで、まだほとんど形らしいものも作れないけれど
  土練りだけは押さえてきたかな、というころ学園祭で恒例の
  陶器販売市なるものの副店長になることに!
  (ちなみにその学園祭で妻は陶芸教室の副室長をやっていました)

  販売中
  「これって何焼?」
  「なんでこういう色なの?」
  「土はどんなところのものを使っているの?」
  などお客様に聞かれるも全然答えられず、かなりのショック!
  今思い出すとその頃から、積極的に陶芸に興味を持って制作に力を入れ、
  今までまるきり縁のなかった美術館や展覧会などにも足を運んでみたりと
  知れば知るほどオモシロイ!焼き物の世界を楽しむようになったのかもしれません。

  どんどん作りたくなる一方で作陶場を独占するわけにもいかず、
  粘土とろくろをアパートに持って帰ってもよいかと先輩に相談して
  ビックリされたこともありました(笑)。

  すっかり陶芸三昧の生活を満喫するようになったある日、先輩から
  次期幹事会の副幹事長をやってみないかという話をもらいました。
  陶芸サークルの実質的なことを仕切る、いわば雑用係のことですが、
  まだ何も知らない新参者の自分を買ってもらえたことがとても嬉しく
  一年間、幹事会メンバーとして会を引っ張ることに。
    
  このあたりだけなら、普通のサークル活動で終わるところかと思いますが
  その後僕の陶芸人生を大きく決定つける出会いが、実はあったのです。     つづく  
スポンサーサイト

トラックバックURL
http://hachiya88.blog43.fc2.com/tb.php/107-342aa66b
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top